市教委申し入れ 施設・設備改善、人事、勤務条件
- 市教組 一宮
- 2020年11月26日
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本日、市教委に3件の申し入れを行いました。施設・設備改善、人事、勤務条件の3件です。
人事・勤務条件の申し入れ内容は校長会の時とほぼ同様です。施設・設備改善をめぐってはいろいろと前進がありました。
休養室に毛布を配備することについては前向きな回答が得られました。費用もほとんどかからないものですので、これは早期に実現してほしいと思います。自動洗浄機能付きトイレの設置については、「トイレの洋式化を進めている」との回答がありました。様式化の改修と併せて、自動洗浄機能付きトイレを進めていってほしいと思います。加湿器の配備については、広い教室の中で1台の家庭用加湿器では足りないこと、PTAの予算で揃えることがあってはならないことを指摘しました。GIGAスクール構想に伴う端末整備については、少なくとも正規教員分の端末は用意してもらえるとのことでした。ティームティーチングで入る先生の分は未確認ですが、そうした分も含め全ての教職員に端末が行き渡るよう求めていきたいと思います。
今回は緊急要請事項として、特別支援学級の教室不足解消を訴えました。市内のマンモス校の中には、一つの教室にカーテンなどで仕切りを設け、複数のクラスを設置せざるを得ないところもあります。感覚が過敏な子にとってはかなり過酷な環境です。当然、トラブルも起こりやすく、対応する教職員の負担も増えます。今後さらに人口増加が見込まれる地域では、早急に対策を取らないと自体はさらに悪化します。2020年7月に出された、特別支援教育のあり方に関する文科省の有識者会議の見解も示しながら、予算装置を講じて教育条件の抜本的な改善に乗り出すことを求めました。
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