校長会申し入れ 人事&勤務条件
- 市教組 一宮
- 2020年11月24日
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一宮市小中学校長会に人事と勤務条件について申し入れを行いました。
人事の申し入れでは、教職員の異動や校内人事に関する事柄(希望と納得の人事を行うこと、組合員への報復人事・差別的な人事を行わないことなど)のほか、管理職の資質についても言及しました。最近、組合に対する不当労働行為を行ったり、公文書改ざん等の違法行為を行ったりする管理職が相次いでいます。管理職による不祥事をこれからも厳しく監視していきたいと思います。
勤務条件の申し入れでは、夏の交渉で得た回答の確認を中心に行いました。この中では特に、部活動問題と指定研究論文の問題で進展がありました。
「初任者は主顧問ではなく副顧問」というのが県教委の方針ですが、一宮ではここ数年、初任者の半数が主顧問になっているという実態があります。こうした問題について、校長会で確認していくという回答がありました。
指定研究論文については、管理職が休日の夜中に家まで電話をかけて論文の執筆を迫るなど、募集の段階で不適切な事例も発生しています。また、内容について校長の考えを押し付けたり、何度も書き直しをさせたりするなど、指導・助言のあり方でも問題が見られます。こうしたことが行われないよう校長会で確認していくという回答がありました。
今回の申し入れ文書は校長会で配付され、校長会長からも報告が行われます。心ある管理職の学校から少しずつ変わっていくことに期待します。
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